花火について
日本の花火について紹介します。
日本の花火って?
日本の花火は、徳川家康が鑑賞したのが最初であると言われています。

そして庶民に馴染みがあるものとなったのは、享保18年(1733年)の「両国川開き花火」がきっかけです。

その前年に全国で疫病などが流行し、死者の魂と慰霊、疫病退散の祈願を込めて行われた日本で最初の花火大会です。
この水神祭が行われたことにより、毎年同日に川開き花火大会が開催されるようになり、隅田川花火大会のルーツとなりました。

繊細さと高い芸術性で有名な日本の花火には、3つの大きな特徴があります。
その3つの特徴とは、「玉の座り」、「盆と肩」、「消え口」です。

花火は一番高く上がった瞬間に開花するものが最良とされており、それを玉の座りが良い花火と言います。また、開花したときにそれぞれの玉の大きさごとに考えられる最大直径が出るものを盆が良い花火、星という玉に詰められたものが中心から放射状に同様の距離に飛び散り真円に広がるのを肩が広い花火と言います。そして、消え口は星が一斉に同じタイミングで光り、消えるときには一斉に同じタイミングで消えることを消え口が良い花火と言います。

これらが全て集約され製造されているのが、日本の花火です。